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無名文庫
Mumei Bunko
現実世界と物語世界の狭間に展開された仮想書架
ここには様々な物語が書物という形で保管されている
桧森ほだな
Himori Hodana
語部ルイを「作家先生」と呼び慕い、給仕を行っている
エプロンドレスと死んだ目が特徴的な少女
常に敬語で話し、自分の事は基本的に苗字で呼んでいる
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その正体は、無名文庫の管理人をしている、とある無名の××
Nameless Libraryで制作を予定している作品「Alice in Nightmare」
その主人公である「アリス」を気に入りガワとして使用している
語部ルイ
Kataribe Rui
己が何者なのかよくわからないまま、作家としての活動に勤しんでいる青年
無名文庫の片隅にある小部屋で、使命感と強迫観念に突き動かされながら、今日も締切に追われている
時折「自己」についてゲシュタルト崩壊を起こしているが、その度に桧森が宥めている
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その正体は、物語制作に関わる全ての作業コスト、その概念が無名文庫内で具現化した存在
そのため、眠りについている(作業が無い)時以外は、常に執筆を続けている
ただの概念でしかなかった「彼/彼女」を祀り上げて「作家先生」という青年の形にしたのは桧森
自身が給仕を行うための存在を欲していたからだとか。
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